2010年6月2日水曜日

iPhoneアプリ"Meantone"がバージョンアップ

Meantone_screen11以前お知らせしました、iPhoneアプリ"Meantone"を1.1にバージョンアップしました。
表向きはあまり変わった感じがしませんが、内部は大きく変わりました。これまで単音しか出なかったのですが、和音を出すことが可能になり、楽譜上も音符が和音で表記できるようになりました。
和音を鳴らしたまま音律の切り替えが出来ますので、音律の違いによる和音の響きの違いが体感できるようになりました。
AppStoreで、丁寧にレビューしてくださった方(ありがとうございます!)の言うように、なかなか単音では音律の違いを感じるのは難しいのです。しかし、和音の響きの違いを聴けるようになれば、音律ごとの特徴がより明瞭になってくるはず。これで、この有料アプリがもう少し売れてくれると嬉しいのですが。

さて、作る側から言うと、単音だった発音処理を複数音に変えたり、楽譜で複数音符を表示させるようにするのは大変苦労しました。特に、楽譜でたくさん#やbを付けたときに、臨時記号の位置が思う通りに動かず難儀しました。あんまり触られるとボロが出そうですが、また不具合があればお知らせください。ちなみに、最大発音数は8音に設定してあります。
複数音発音、複数音表示のプログラムが完成し、一応クラス化もしてあるので、アプリの新しいネタも拡がりそうです。楽譜関係で何か面白いアイデアがあれば教えてください。

なお、近いうちに "Meantone" の機能限定版を無料でリリースする予定です。

2 件のコメント:

  1. なのるほどのものでは2010年8月26日 19:34

    iphoneアプリ購入させていただきました!ハーモニーディレクターの代わりにできたらいいなと思って…。
    ハーモニーディレクタの値段と大きさをネットで見ては、ため息をついていただけに、このアプリをituneで見つけたときは喜びの叫びを上げてしまったほどです。本当に良いものをありがとうございます!
    二つほどお願いがございます。
    楽譜にタップすると、いつも違う個所を押してしまって違う音を発してしまうので、楽譜を大きくしていただくか、鍵盤で入力できるようになるととてもありがたいです。
    それと、いくつかの和音を記憶して置けるようになるとさらにありがたいです。
    お忙しい中恐縮ですが、
    よろしくご検討くださいませ。

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  2. なにぶんiPhoneでは、画面が狭いので、鍵盤を表示するなら他の画面モードを増やすことになりますね。一番いいのはiPadアプリを作ることでしょうか。
    個人開発者の一番厳しいのは、画面の絵でして、今のところ鍵盤を書く力は当方にはありません。
    かなり将来のバージョンアップネタということで記憶しておきます。

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