2007年7月5日木曜日

メロディ学 第一章

メロディ学なるものがないのなら、作ってしまおう!という勢いで、メロディについて分析してみたくなりました。まあ、手の込んだ冗談とでも思って読んでください。^^;

まずはメロディの定義から。
「音程を持っている一つの音が、時間の経過とともにその音程を変えていった一連の軌跡」というのはどうでしょう。この定義だと、音程のない打楽器にはメロディは奏でられないし、また同時に二つ以上の音が鳴っている場合はメロディを特定できない、ということになります。

さて、この定義からすると、メロディは二次元のグラフにて即物的な記述が可能になります。縦軸は音程、横軸はもちろん時間。つまり、メロディを分析するには、この二次元グラフ上に描かれた一本のラインの性質を解析することに他なりません。

そのラインを解析する視点をいくつか挙げてみましょう。
・時間軸上の周期性(拍節感)
・メロディ内の各音程の関連(分散和音、スケール、調など)
・単位時間当たりの音程の数、音価の最小単位
・音程跳躍の量と頻度

・・・まだまだありそうですが、まずは上記の項目について論じるだけでも大変な時間がかかりそうですね。

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