2010年9月30日木曜日

好きな音楽ベスト50(2010年版) 第30位〜第21位

では、30位から。今回は合唱系が多いかも。

30位:交響曲第9番「新世界より」/ドヴォルザーク
こんなベタな曲が・・・と思いますか?
正直言って、熱心なクラシックマニアとは言い難い私は、ベートーヴェンとかモーツァルトとかほとんど聞かないけど、結局巷でよく聞かれるきれいなメロディの曲は好き。聞き所満載で、音楽の気持ち良さに溢れている。

29位:ビートルズコレクション/キングスシンガーズ
キングスシンガーズの1986年のアルバム。先日、NHKで聴いたキングスのライブでも、このアレンジで歌っていて、ついついベースを口ずさんでしまった。大学の頃、合唱団の友人と耳コピして歌ったことを想い出す。

28位:レクイエム/フォーレ
言うまでもない、合唱マニアの永遠の憧れの曲。以前、こんな話題を書きました。

27位:惑星/冨田勲
冨田勲によるシンセ編曲のホルスト惑星。原曲とは違う、新しい魅力に溢れた素晴らしい編曲。これぞ、編曲のクリエイティヴィティ。往年のシンセ好きにはたまらないムーグシンセの音、そしていかにもという冨田サウンドは、聞く者を幻想の世界に誘う・・・

26位:おらしょ/千原英喜
個人的には、千原英喜は最も尊敬している現代邦人作曲家。このオリジナリティはただごとではないと思う。一見音運びはシンプルに見えるけれど、歌う側には徹底的にプロ意識を求められるタイプの曲。今やっている「お伽草子」も好きだけど、とりあえず一番有名な「おらしょ」を挙げておく。以前書いた話題はココ。あるいはココなど

25位:加爾基 精液 栗ノ花/椎名林檎
テレビとかでは、絶対アルバムのタイトルで紹介されない椎名林檎の3rdアルバム。ちょっとタイトル名はやり過ぎたかも。しかし、この凝りに凝ったサウンドと、歌詞に綴られる心象は、普通に聞かれているJ-POPと完全に一線を画している。世間では、まだ看護婦のコスプレをする、危険でアングラなアーティストと思われているのだろうか。このアルバムについて昔書いたのはココ

24位:人間の顔/プーランク
これもいつか歌いたい合唱曲。でも二重合唱だし、しかも6声。ただ、後半のむやみにソプラノが高いところはアマチュアにはほとんど無理で、これはプロ合唱団の演奏で聞かせてもらうのが、正解なのかもしれない。この多声な音楽で、軽快さを失わないプーランクのセンスが好き。

23位:マドリガーレ/モンテヴェルディ
超反則な項目ですいません。どの曲なんだよ〜とか言わないで。どれか一つには決められない。少人数で集まってモンテヴェルディを歌うっていうのは、合唱マニアなら一度は通るべき経験だと思う。端正な演奏である必要は無く、グチョグチョにテンポを揺らそう!

22位:火の鳥/ストラヴィンスキー
オーケストラ音楽の醍醐味を、私に知らしめてくれた曲と言えるかも。クラシックを聴き始めた当時、音楽それ自体が意味を持つ抽象性より、音楽が何らかの情景を描写しているような映像的な音楽が好きだった。スペクタクルなオーケストレーションこそ、作曲家に必要な技術だと思っていた。今は、もう少し複雑な想いを抱いているけれど。

21位:光る砂漠/萩原秀彦
大学で合唱団に入った直後に歌って「ゲ、ゲンダイ音楽だぁ〜」とか最初の頃は思っていた。でも、どんどんその世界に引き込まれていった。多感な大学生時代、詩の世界も強烈な印象を私に与えた。今の私の好みではあり得ないくらいピアニスティックだけど、私の好きな憂いを持っている音楽。

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