2009年9月24日木曜日

オーディオというオカルトーあえて波風を立てません

本当はまだまだオーディオのオカルトとしてのネタ、いろいろ出てきそうですが、そろそろこのあたりで話を収束させます。
そもそも、物事をなるべくロジカルに考え、真実を追究することを是としている私にとって、オカルト的なものは総じて容認しがたいものなのですが、オカルトな皆さまはほとんど聞く耳を持たず、たいていの場合話は平行線です。話せばわかる、なんてあり得ません。

だいたいオカルトって、ロジカルに考えてみれば人々の欲望や恐怖の裏返しなんですね。
こうなって欲しいとか、逆にこんなになって欲しくない、ということを人間はついつい想像してしまう。想像したものを形にすると、それに共感を覚える人は必ずいるのです。幽霊とか悪霊とかもそうだし、神様や仏様だって同じこと。
宗教的なことでなくても、納豆を食べれば痩せられるとか、このお酒を飲んでいれば健康でいられるとか、サプリメントや健康食品なども、よくよく考えればかなりオカルトだと思います。でも、こうなって欲しいという欲望を刺激してくれるモノを、我々は無批判に受け入れてしまう傾向があるのでしょう。ある程度、理屈で考えればあり得ないとわかるのに、いったんそう思い込むと他の考えを受け容れなくなってしまうのです。

私のみるところ、オーディオでオカルト的な話を信ずる方は、他のことに関してもややオカルト傾向を持っています。健康食品とか、心霊現象とか、ユダヤ陰謀説とかそういうのが好きなんです。
まあ、そこまでいくと個人の嗜好の問題ですから、もはや私は何も言いません。だって、そういうことに敢えて波風をたてるってのも大人げない感じがしますし・・・

しかし、私はオカルトな皆さんに忠告いたします。
きっとあなたは詐欺のような商売にいつか引っ掛かることでしょう。今でも、無駄な出費をしているかもしれません。賢い消費者でいたいと思うのなら、オカルトに惑わされない知識と思考を持つべきです。消費者庁もそこまで助けてはくれませんから。

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