2008年4月4日金曜日

J-POPと合唱

たまたま車に乗っていたときに、カーラジオから今年のNコンの曲が流れてきました。今年の中学の課題曲はアンジェラ・アキなんですね。そういえば去年はゴスペラーズだったか。
オリジナルがJ-POPとして歌われていたわけではないけど、音楽のテイストはやはりJ-POP。もちろん、こういう曲や詩に共感する中高生は多いだろうし、今どきの音楽であるっていうのは、ある意味健全なことなのかもしれません。

まあ、世の中の音楽のほとんどはポップスだし、その他のジャンルが最も商業的に成功している音楽に影響を受けるのは自然なこと。様々な音楽がポップスという文脈の中で再構築され、変遷しているのだと思います。
ただし問題なのは、その取り入れ方。取り込んだつもりが取り込まれている、ていうことの何と多いことか。
ちょっと前に流行った女子十二楽坊なんて、私にはその典型のようにも見えました(あれはあれで音楽的に評価されているのかもしれないけど)。

なので私としては、安易な合唱のJ-POP化には秘かに警告を発したいのです。
J-POPの流儀を取り込んで、より今の人に馴染みやすい新しい感覚を作り上げることには大いに共感するけれど(例えば信長氏のように)、J-POPに完全に寄り添ってしまい、普通のJ-POPの曲にハモリパートを付けましたってなるとこれは、むしろJ-POPに飲み込まれてしまったと言わざるを得ません。
飲み込まれてしまうと、本物には勝てない。マネをする以上、マネの対象を越えることが出来ないからです。

別にJ-POPを合唱アレンジするのがいけないわけじゃないのです。それはエンターテインメントの一つとして十分ありなのです。J-POPをアレンジして歌っています、というのと、まるでJ-POPのような合唱曲です、っていうのはそれはちょっと違うと言いたいのです。

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