2012年1月7日土曜日

英語への愛憎


英語をしゃべれたり、聞いて理解出来たほうが良いに決まってます。
仕事では、日常的に使うような環境にいるわけでは無いので、たまに英語が必要な場面に出くわすと、何とか話せるようになりたいなあと思ったものです。

一番最初に切実に思ったのは、もう14年も前になってしまったこの出張のとき。
出張先は、ほぼ英語で通すことになったのですが、まあ実際のところ満足な会話は出来てなかったように思います。ちょうどアジア経済危機のときで、現地の人から「日本は大丈夫か?」みたいなことを聞かれて、しどろもどろになったことを思い出します。その仕事はそれほど継続的には続きませんでしたが、英語力の無さを痛切に感じ、それ以来社内の英会話教室で10年近く学んできました。
とはいえ、週に一回1時間半。7〜8人のグループレッスンでは、なかなか緊張感も高まらず、いろいろなことを教わったはずなのに、残念ながらあまり頭には残っていません。

基本的に、自分には語学の能力はあまり無いと感じていますが、それでも今の世の中、英語がどれだけ重要なスキルであるかは身に染みて感じます。ダメなのに必要、という非常に鬱屈した気持ちを抱えながら、漫然と10年近く英語を勉強していたわけです。

その間、私なりに思ったことは次のようなことです。
まず始めに、本当にしゃべれるようになるには、周りがみんな英語を話しているような英語のコミュニケーション無しに生活出来ないという切羽詰まった状況が必要ではないかということ。基本的に日本にいたままでは、そのような状況を作り出すのは難しいでしょう。
次に、学習効率を考えると先生一人あたりの生徒の数は少ないほどいいし、その場で自分の誤りをダイレクトに伝えてくれる状況が必要だということ。一時は、少人数レッスンであるNOVAに行こうかかなり迷いましたが、迷っているうちに倒産してしまいました。
もう一つ、英語はあくまでツールであるので、流暢な発音や大量の語彙、高度な慣用句などよりも、現実的な生活や自分の気持ちを端的に伝える表現さえ身につけば良いと思います。今更、この歳でネイティブみたいな英語話者になることを夢見る必要はないでしょう。

これまでも自分なりに英語攻略についていろいろ考えてきたわけですが、それだけに未だに全然レベルの上がらない自分が情けないと感じてもいました。
というわけで、一念発起、英語への新たなる挑戦をもう一度してみようと考えてみました。
一週間後にまた報告をしますので、お楽しみに。

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