2010年8月6日金曜日

楽譜のコピー方法

普通の合唱団なら、ほとんどの場合、市販の楽譜を練習で使っていると思いますが、それでも時々何らかの原因で楽譜をコピーして使うことがあると思います。
例えば以下のような場合です。
・市販楽譜のコピー(良くはないけど、現実よくあるハズ)
・誰かが編曲した楽譜を配る
・初演時の作曲家の直筆楽譜を配る
・古い記法を現代楽譜に書き直す
・小節やパートを削除した特製版
などなど・・・他にもいろいろありそうですね。

こういった状況で、やけに読みにくいコピー楽譜を手渡されることがあります。
読みづらい楽譜は、歌い手の集中力を欠くことになるので練習の効率が落ちますから、それは合唱団にとって立派な罪です。楽譜をコピーする時、どの用紙に、どのくらいの縮尺で、どのページと一緒にコピーするか、という点だけであなたのセンスを問われますよ。

例えば、ほとんどの楽譜は見開きで使うわけですから、配られたコピーも見開き状態であることを期待します。ところが、A4の紙に一ページ分コピーされた楽譜を、ページ数分だけ配られるとちょっと嫌になります。
それから、合唱団の年齢層にもよりますが、縮小コピーも考えものです。私も最近老眼気味なので、字が小さくて読めないとかなりフラストレーションが溜まります。もともと字が小さいのなら、それ以上の縮小コピーは止めたいものです。

例えば、4ページある楽譜をコピーして渡すとき、皆さんはどうしますか?
まあ、ほとんどの人は、1、2ページを見開きに、3、4ページを見開きにして、紙を2枚配ると思います。
ちなみに私は、4、1ページを見開きに、その裏に2、3ページを見開きに両面コピーして、紙1枚にして配ります。別にエコってわけじゃなくて、楽譜をもらった人にしてみれば、譜めくりも自然だし、製本もせずに済むし、そちらのほうが便利だと思うからです。
楽譜をコピーする時でさえ、そのような気配りが出来ると練習の密度が上がると思うのですが、いかがでしょうか。

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