2008年3月20日木曜日

Sibelius5を使う

新PC、新バージョン導入の幾多のトラブルを乗り越えつつ、何とか使えるようになりつつあります。
これまで、音を鳴らすのに大昔に買った外部MIDI音源を使っていたのですが、せっかくSibelius5で立派な音が付いてきたので、ぼちぼちソフト音源中心にしてみようかと考え、今のところMIDI音源はMacに接続していません。

ただ、私みたいに下手にMIDI知識があると(いや自慢でなくて、仕事上覚えざるを得ない)、Sibeliusが一生懸命面倒なMIDI設定を隠そうとしているのが非常にじれったいのです。
このソフト、譜面を書く人の気持ちにとてもこだわっているのが伝わり、その姿勢には大いに共感するのだけど、そのためほっとくとどこまでも自分で最適な状況を作ろうとして、私からすると裏で何やってるかわからない、という難しい動きをします。
例えば、Sibeliusでは、MIDIが16チャンネルあるとか、音を変えるには各チャンネルにプログラムチェンジを送るとか、そういうことを全く表に見せません。楽譜上にバイオリンのパートがあれば、(勝手に)バイオリンを鳴らす、ただそれだけ。
なので、MIDIレベルで再生を制御したいと思うと、なかなかもどかしい思いを感じることになります。

もちろん、音符を書きたい人がMIDIのことなんて知りたくもない、というのは確か。
しかし、世の中の音楽のほとんどがDAW上で作られている昨今、こういったプロ用の浄書ソフトもいずれDAWと接近せざるを得ないでしょう。であれば、もう少しスマートなMIDI機能との結合の仕方もあるような気がします。
��そういえば、DAWソフトのCubaseには、逆におまけの浄書機能があるわけですが)

SibeliusもAvid陣営に入ってしまったので、DigiDesignのProToolsとかと連携を取るようになってしまうのでしょうか。Cubaseを使っている私としては、ヤマハがSibeliusを手放したのが残念な気持ちなのですが・・・(最後は業界ネタになってしまった)

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