2008年1月31日木曜日

著作権者の本当の気持ち

しつこく著作権ネタで。
よく読んでいるWEB上のニュースサイトでこんな記事がありました。
まあ、興味がないと読む気も起こらないと思いますが、内容はかなり濃いと思いますよ。
確かに著作権論議は、レコード会社とか出版社とかの権利を保持している企業と、コピーを可能とする機器を作るメーカーとの戦いがメインで、実はそこに実際のクリエータや、それを楽しむユーザの声が反映していることは少ないように思います。ネットでクリエータから直接ユーザに届けることが可能となった今、そもそも産業のあり方が根本的に変わる必要があるのだと思います。

上記記事の最後のほうで、完全コピーフリーにしたらどうか、という意見は我が意を得たりという感じでした。提案はさらに一歩進んで、税金で著作権料を徴収し分配する、ということを考えているようです。なるほどねぇ、さすがに専門家はいろいろなことを考えています。
ただ、税金だとクリエータは公務員ということになるのだろうか・・・と微妙な感じもあります。
もっとコンテンツを享受する側が、自主的に出資してくれるような仕組みがあればよいのですけど。

実際、一部のバカ売れアーティスト以外は、ほとんどの芸術家が「売れない」人たちであり、そういう人たちはお金が入ることよりも、まず知名度を上げたいと思っているのでは、とは何度も書いたとおり。
最低、作品を完成させるのに必要なお金さえあれば、意外とアーティストは貧乏にも耐えられるのです、きっと。
��そういえばこんな本も読んだっけ)

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