2006年9月12日火曜日

指揮で悩むこと

しつこく指揮ネタで・・・
人の指揮をアレコレ言うのはできても、なかなか自分でうまく実践できないこともあります。練習の方法とか、団員の集中力を高めるとか、そういうのでなくて、あくまでバトンテクニックとして。

例えば、すごくゆっくりなテンポの6/8は、2拍子みたく円運動で振るか、それとも6つに分割するか。もちろんケースバイケースなのだけど、どちらとも言えない微妙なテンポの場合、困ったりしますね。円運動で振って、なんか間が持たなかったり、間を持たせようとして体まで棒について行ったりして、ちょっとダサい感じになったり・・・。だけど分割すると、歌っている側がすぐに固めに反応してくるので、それで困ったり。
それから、何といっても指揮の一番難しいところ(それゆえに、一番指揮が重要な場所)は、rit.して、次の出を指示するところ。もちろん、これもどんな拍子で、どんなテンポかによってずいぶん違います。例えば、次のテンポがとても遅いとき、アインザッツも長めになってしまい、コンパクトに次のフレーズに入れなくて、違和感を感じることがあります。ルネサンス物なんかはたいてい2/2拍子で、二分音符のアインザッツだとちょっと間が空きすぎるような場合がありませんか?そんなとき、私は四分音符のアインザッツで指示したりします。もっともその場合は、歌い手に口で説明して「こうしたら出てね~」とか言っちゃうんですが。
あと、指揮初心者が苦手なのは、弱起の指示。
もちろんそれなりに長い経験があったって、最初にその部分を振るときは、ちょっとばかりぎこちなかったり。振りながら、次のフレーズの頭が弱起であることを発見して「あっ、やばい!どうしよう」みたいな。実際、弱起の指示って、単に棒の動きだけでなくて、表情での促し方とか身体の浮き具合とか、そういう部分が意外に大切。そして、それこそ、経験の賜物だったりするわけです。

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