2005年9月11日日曜日

チャーリーとチョコレート工場

映画「チャーリーとチョコレート工場」を見ました。
ティム・バートン節炸裂って感じです。ティム・バートンが悪ノリして、やりたい放題作ることが出来た映画。「マーズアタック!」もそういう映画でしたが、あまり興行成績が良くなくて(おふざけが過ぎたのか)、その後好き放題に作らせてもらえなかった、という話も聞きます。「猿の惑星」「ビッグフィッシュ」と手堅く来て(それでも「ビッグフィッシュ」は十分バートン世界だったけど)、今回、はじけましたって感じ。
なので、人によっては若干眉をひそめたくなるような悪趣味と写るかもしれません。でも、このナンセンスさ、シュールなお笑い感覚がやっぱりティム・バートンの真骨頂。ブラックな味わいが好きなら、この映画はウケると思いますよ。
では、この映画、マニアックであまりウケないかというと、そうでもなさそうです。昨日の初日より結構人が入っているし、内容そのものはわりと手堅く作ってある感じ。途中で脱落していく子供たちも典型的なやなタイプで、見る人の共感を得そう。最後に、ビッグフィッシュとシチュエーションが似た泣かせの場面もあります。
それでもねぇ、あの途中で入るウンパルンパ(?)の歌が、バートン的バカバカしさの極致。なんだか途中でミュージカル映画を見ているような気になりましたよ。あの曲だけ売りだしたら意外と売れるかも。

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