2007年8月23日木曜日

G4「孤独の迷宮」について

そろそろ各地でコンクールが開催されているようです。
予想通りというべきか、G4を選んでくれた団体はかなり少なそうで、作曲者としては残念な気持ち。例年、公募作品を選択してくれていたO久保混声も、今年は違う曲だとか。

その中で、意外にも G4 は高校の団体で取り上げられているような感じです。各地の高校生、先生がたよりメールを頂いたりしています。未だに一般団体で取り上げてくれる団体を聞いたことがないのだけど、高校だけならもう6~7校くらいは耳に入ってきています。
先日は、浜松市内の某高校でG4を演奏してくれるというので、練習にお邪魔してまいりました。確かにこの曲の音取りは難しいし、若干音がアヤしい部分はあったのですが、毎日のように練習して良く練られてくると、なかなか面白い音響が楽しめるのですね。こんなに一生懸命練習してくれて、きっちりした音楽を作っていただいて本当に嬉しく思いました。

そういう意味では、練習時間が必ずしも多くない一般団体が、この曲を敬遠する気持ちはそれなりに良く分かります。人生経験だけじゃ、カバーしきれないんでしょうね。どちらかというと、まっさらな気持ちと莫大な練習時間を要求する音楽なんでしょう。

良く質問されることなど、また近いうちに紹介いたします。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    以前「だるまさんが…」も某合唱団で取り組みました。今回、一般…ではありませんが、職場部門でG4を選択しました。当団では初心者も多く、特にリズムに苦労していますが、何とか自分たちの音楽にして、念願の全国大会で演奏できればと思っています。
    近いうちに、メールでもいろいろお尋ねしたいと思っております。

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  2. zi:zi:さん、こんにちは。
    職場でG4とはなかなかチャレンジャブルですね。ハーモニーにも書いたのですが、あんまり楽譜どおりに歌うことに拘らず、独自の解釈でガンガン歌っちゃってください。
    いろいろな団体の個性的な「孤独」を聞いてみたいです。
    コンクール頑張ってください。

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