2007年8月4日土曜日

合唱で使う音を作る-音取り用

シンセを使って最初に作ろうと思った音は、合唱の練習や本番で使う音取り用の音。これまでも、練習では音取り用の音にいろいろ不満があったので、それなら自分で作ってしまおう、ということで色々考えてみました。

私のこれまでの合唱経験より、音取りに都合のよさそうな音の要素を挙げてみましょう。
・音が真っ直ぐであること
 まあ、簡単にいえば、音程、音量、音色が鍵盤を押してから離すまで一定であること。こういった音は、あまりに機械的に聞こえてしまうので、実際の電子楽器に音色として載ることはほとんど有り得ません。
・ピッチが揺れないこと
 音取り用なので当たり前ですが、ピッチパイプなんて吹く強さでピッチが変わってしまいます。
・音が減衰しないこと
 ピアノで音取りをやる場合、音が減衰してしまうのが難点でした。
・和音で濁らないこと 
 派手な音だと複数の鍵盤を押しただけで音が濁ってしまい、和音感を感じることが難しくなってしまいます。音色的には近接する高次倍音の量は少ないほうが良さそうです。
・歌いながら一緒に弾いても音が聞こえること
 これは実は上と矛盾するのだけど、合唱の音にマスキングされないような周波数成分も持つ必要があると思われます。

まだ実戦で試していないけど、一つ音を作ってみました。もういかにも電子音という感じなので、評判は良くないかもしれませんが・・・

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