2005年8月30日火曜日

雇われ指揮者をするの巻

これまで私が指揮した団体は、全て仲間で立ち上げた合唱団ばかりで、いわゆる団員扱いで指揮をしているものばかりでしたが、昨日の合唱コンクール静岡県大会で、浜松ラヴィアンクールという女声合唱団の雇われ指揮者をさせていただくという体験をしました。もともと岸先生が振っている団体なのですが、この日、別の催しで先生が来れないということで、なぜか私が代役を務めることに。
本番を含め計5回の練習。かなり精鋭メンバーとは言え、女声10人というのはコンクール的には不利だし、当たり前だけど、女声合唱団の指揮って初めてなので不安はあったのですが、それでも面白そうという好奇心のほうが先に立ったのは事実。
それに、自由曲のフェルミの曲がなかなか気に入りました。曲の作りがシンプルなのだけど、決して安易ではないし、むしろ随所にシブい音の配列があります。曲調もシリアスでなく、音楽そのものの楽しさを強調した感じで、うまく歌えばかなり印象深い曲だと感じました。
大まかには岸先生の作りを踏襲したつもりですが、まあ指揮の見栄え自体が全然違うし(^^;、若干、好きにやらしてもらったので、最初は団員のかたも戸惑ったかもしれません。どうもご迷惑をかけました。
心配された結果でしたが、幸いなことに金賞・県代表になりました。とりあえず責任は果たしたかな。おまけに、個性的な演奏をした団体に贈られる中村賞を頂くなんていうオマケもつきました。

練習途中、うまく指揮できないフレーズがあったりしてあせったりもしましたが、全体的には結構楽しくやらしてもらいました。何より皆さんお上手で、私が言ったことにきっちり対応してくれたのはとても嬉しかった。こういう団体で指揮できるのはやはり気持ちいいですね。
久しぶりに女声合唱曲でも書いてみようかな・・・

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