2005年2月20日日曜日

音楽を聞かない

作曲家などと冠したページを立ち上げながらこういうのはなんだけど、最近落ち着いて音楽を聞くことがだいぶ少なくなってしまいました。30代~50代の男性というのが一番音楽からは遠ざかっている年代のようだけど、まあその人たちが音楽を聞かない理由は忙しくて音楽なんて聞く暇が無い、というところが実際のところでしょう。
翻って私の場合、考えてみると、仕事の忙しさは昔からそう変わらないし(まあ商品開発している技術屋なんで、それなりには忙しいわけですが)、家に帰っても時間がないというわけではない。実際のところ、最近は本や映画を楽しんでいることのほうが多くて、そっちの方に時間が割かれているようです。そういえば、CDもここのところ買ってません。興味のあることというのは、年々変わっていくもので、今は小説を読むのがマイブームといったところでしょうか。
なんとなく、音楽を聞くことが、ただ純粋に音楽を楽しむことに結びつかなくなったのかな、と思ったりします。常に、自分の行うことに「意味」を求めようとしているというか。自分自身が新しい価値を創造しようとするなら、そのものについて徹底的に考え抜かねばならないと日頃思ってはいるものの、考えることが創作にストレートに反映するわけではないことも確か。作り続けることを人から要求されていないと、考えることに明け暮れてますます音楽活動から遠ざかりそうで心配になります。たまには、棚にあるCDを片っ端から聞いてみましょうか。

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