2005年12月17日土曜日

楽譜のコピーガード

某出版社から出たコピーガード対策の楽譜を拝見。
なるほど、なかなか面白い仕組み。コピーが出来ないわけじゃないけど、原紙に見えないほど薄く付いていた模様が、コピーすると浮き上がってきて、「コピー禁止」のような文字が写るという仕掛け。恐らく、コピー機がどこから黒と認識し、どこから白と認識するか、その閾値の差をうまく利用して隠れた模様を印刷しているのでしょう。確かに何も知らずにコピーした人がこの文字を見てびっくりして、コピーを止める、という抑止効果はあるのかもしれません。

では、私からもコピー防止用楽譜のアイデアについていくつか。
その1
昔、「飛び出す絵本」というのがあったけど、「飛び出す楽譜」というのはどうでしょう。ページを開くと紙が何かしら立体的な形に飛び出し、そこに楽譜が書いてあるわけです。これなら、コピーはしづらくなるはず。
その2
水に濡れると、印刷されたものが浮き出てくる楽譜。楽譜を見るためには本を濡らさなければいけません。もちろん、そんな状態でコピー機の上に載せる人はいないはず。難点は練習場所が水浸しになること。
その3
黒地に白の印刷の楽譜。コピーしたらトナーを使いまくってしまい、コピー機がすぐにトナー不足で止まってしまうので、それなりにコピーの抑止効果はあるかもしれません。

というわけで、お粗末さまでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿