2013年12月21日土曜日

そして再びDTMへ・・・

そもそも、私は人前で音楽を演奏するより、作曲して音符を書いたり録音したりしてそれを残そうとすることが好きなのでした。
高校時代からJ-POPまがいの作曲に熱中し、当時買ってもらったキーボードと2台のラジカセで空中オーバーダビングして原始的な多重録音を楽しんでいたのです。
(ラジカセを再生しながら、それに合わせてキードードを演奏し、二つの音を混ぜ合わせた音を、もう一つのラジカセのマイクで録音する。これを何回か繰り返す方法)

大学生になってからMIDIシーケンサーとMTRを購入し、これを使いながらようやく本格的に音楽製作を楽しみました。
MTRとは、通常のカセットテープを使用して4トラックのマルチトラックレコーダーとして音楽を録音していく機材のこと。しかし、DAW全盛の現在ではMTRももう死語となってしまいました。

その後、自分の創作活動は合唱曲の作曲に移行し、オーディオ録音を作品とするのではなく、楽譜を作品とする世界に身を置くことに。
その間も、パソコン上で動作するMIDIシーケンサを使いながら作曲したり、DAWの時代になってからもアカペラの録音に挑戦したりもしましたが、もうすっかり自分で音を録音して作品にする機会は減ってしまいました。
録音で作品を作ることについては、仕事でも趣味でも音楽に関わりながら、プロの世界を垣間みている中で、とても人に聴かせられるようなクオリティで音楽を作ることが出来そうも無い、という気持ちもあったように思います。

実際、機材やツールが安くなって、DTMが誰でも簡単にできるようになればなるほど、ますます個人のスキルが丸裸になってしまうわけです。
当然ながらその一方で、世の中からはたくさんの才能が生まれました。そしてそれは、ボーカロイドという手段を手にして、アマチュア音楽製作が一気にプロ化する現象になって現れました。
もちろん優れた作品の裏には、無数の駄作があるわけですが、それがまた健全な市場性を生むことにつながります。そして今では多種多様なボカロ音楽がネットに溢れています。

このようなアマチュア音楽製作の世界が一気に爆発し始めている(ように見える)のがここ数年の現象。
流行りを追うのかと問われると返す言葉も無いのですが、自分には自分の表現したい世界観があるし、それはボーカロイドというツールは同じであっても、他の人と同じ類いの音楽表現になるわけではありません。
今ならボカロという標準化された形式で多くの人が聞いてくれるかもしれないという期待もあります。

もうDTMは半分諦めかけていたのですが、今ごろになって急に気持ちが盛り上がっています。まだ何も作っていないし、そもそもツールも揃っていないので、何もエラそうなことは言えませんが、ボーカロイドをネタにもう一度DTMを初めてみたいと思っている今日この頃なのです。



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