2004年4月13日火曜日

演奏会の準備でやったこと

ヴォア・ヴェール第二回演奏会が終了しました。ご来場された皆様、大変ありがとうございました。

演奏会で思ったことといっても、演奏に関してはいつも反省ばっかりになってしまうので、今回は私がやった雑用のことなど。

ある程度の大きな合唱団なら、技術スタッフと運営スタッフが分かれて、演奏会の準備の細々なことなどは担当を決めてやったりするものだと思いますが、ヴォア・ヴェールくらい小さい団だと、少人数でさっさとやってしまったほうが楽だったりします。
そんなわけで、代表の岡さんと私で今回はほとんど演奏会の準備をやりました。前回は、準備担当者もいたのですが、今回はずっと休団中だったので本番のステマネだけやってもらいました。
ちなみに、岡さんは宣伝関係。チケットの出入り、お金関係は私の妻が担当。

まずは昨年暮れ辺りに後援取り。
今回は面倒だったこともあり数を絞って、宣伝で効果のありそうなところだけ後援を取りました。市内の公民館にチラシを置くために浜松市文化協会、それからマスコミ関係は静岡新聞。

それから、チラシ、チケット、プログラムの印刷モノ。
チラシ、チケットがないと演奏会が始まりません。いつも悩むのは、チラシのデザイン。これこそ、絵心のある人に頼めばいいのだけど、ダラダラとなりかねないのが心配で結局自分でやってしまいます。しかし、デザイン系はやっぱり自信がなくて、今回はいまいちだったかも(auの市松模様の携帯を意識している^^;)。

プログラムは、第一回のときと同様、CDのライナーノーツのサイズ(12cm×12cm)。CDでも聞きにきたようなつもりで、という意味と、その後CDを作ったときにケースにうまく収まるようにという実益を兼ねています。今後もこのサイズは、ヴォア・ヴェールの演奏会のトレードマークにしたいと思います。
問題なのは、他の団体のチラシを挟んだときの見てくれですが、まあこちらはお客さんに我慢してもらいましょう。
歌詞は今回は、外国語の曲だけ訳詩を載せて、日本語の詩は著作権処理が面倒だったので、プログラムに載せませんでした。アンケートでは欲しいという人もいたけど、やはり歌だけで歌詞を聞き取れるように歌いたいものです。

その著作権処理。
今回は私の初演作品もあるので、演奏会自体の申請の前に、先ず自作品の作品登録を行います。
去年の暮れ辺りに、インターネットを使うJASRAC作品登録の申請を行い、自宅で簡単にオンライン作品登録が出来るようになりました。実は、それまで全然作品登録をやってなくて、最近になってようやくわずかな著作権収入を得ています。
というわけで、そのオンラインの作品登録システムで、自作品の登録を行います。
そして、その後で、今度は演奏会の作品使用料の申し込み。こちらも、インターネットでダウンロードした書式に必要事項を書き込んでFaxするだけ。あとは、利用明細と請求が送られてきます。
今回は、自分で作品登録して、自分で使用料を払うというなかなか他の人はやらないことを一人でやって楽しんでいます。でも、結構JASRACって手数料たくさん取るんだよね。

そんなわけで、今回の初演作、詩集「食卓一期一会」よりの演奏、楽譜などに興味のある方は、ご連絡ください!

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