2010年5月27日木曜日

妄想技術:Google Government

米Google社による行政効率化のための国家運営用IT技術の一セット。略称GG。GGに登録した個人、法人は以下のようなサービスを享受できる。
・GGに登録すると、年金、失業保険、生活保護などの受給権利は失われるが、毎月一律10万円程度のベーシックインカムが支給される。
・gAccountが自動的に開設され、全ての収入はこの口座に振り込まれなければならないが、所得税は自動的に計算され徴収される。従って確定申告をしなくてもよい。
・gAccountでカード払いすると、消費税の減額サービスが受けられる。
・GGに登録した法人は、法人税がやや高くなる代わりに、厚生年金を支払わなくても良い。
・また、法人においてgAccountに全ての収入や支出を統合すれば、経理を自動的に行うサービスを受けられ、会計報告、及び法人税の徴収も自動的に行われる。
・gElectionを用いて、選挙はネットを介して投票可能。重要な施策の国民投票や、政府のアンケートなどもこのサービスを介して行われる。立候補者の演説なども動画で閲覧可能。
・免許証、保険証などの各種本人認証カードは、指紋認識機能付きのAndroid OSを搭載した携帯を用いるため不要になる。
・gPoliceサービスでは、犯罪行為などを携帯で撮影し、その写真や動画を警察に投稿できる。
・gPoliceでは、投稿写真や動画より、画像認識技術を用いて自動的に、日時、場所、犯罪者の特定が可能である。
・政治課題について政治家、官僚、一般市民が自由に討論できる、オープンなネット上の掲示板であるgBoardを利用可能。場合によっては国会に提案される重要法案の骨格が作られる。有能な論客には議決権が与えられる。匿名による投稿も可能だが、議決権などの権利は与えられない。
・gSchoolでは、有名な先生の授業・講義を動画で無料で閲覧可能。ブラウザ上で回答するテストで学力の確認を容易に行え、また単位の取得ができる。学校に行かずとも、必要単位を家庭で取得し、卒業証書を得ることが可能。
・gRecruitでは、個人が自分の能力や実績をアピールし、希望職種や希望収入などを記載して登録できる。新卒入社者だけでなく、ヘッドハンティングを支援する公的なサービスである。

・・・考え始めるときりがなくなりました。ところで、こんな世の中にあなたは住みたいですか?

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