今日、遠州栄光教会にてクロチェットの第二回コンサートがありました。
前回同様、私は裏方として録音、写真と、チェンバロの搬入、搬出係をやりました。
今回は、チェンバロといっても生ではなくて、R社の電子チェンバロを使用。金曜日はそれを借りるために浜名湖畔のR社まで楽器を取りに行きに。正直、商売敵としては、こういった楽器が開発できる社風がちょっぴり羨ましく感じます。
前回は生のチェンバロを搬入するのに数人がかりで大変な苦労をしたわけですが、そこはやはり電子モノの利点で、非常に簡単に設置が済みました。音に関しても、そもそもチェンバロは大音量の楽器ではないので、電子楽器で利用してもほとんど違和感はありません(別にキーボードアンプは用いずに内蔵スピーカのみで演奏)。
私が言うのもなんですが、特に古楽関係の人たちにはお勧めの楽器だと思います。
さて肝心の演奏ですが、やはり古楽の雅な趣きと教会の深い残響がとてもマッチしていて、なかなか良い雰囲気の演奏会になったと思います。全体的には非常にシブい選曲だったのは確かですが(というか古楽だと何をやってもそうなるのだろうけど)、編成の変化もありお客も楽しめたのではないでしょうか。
今回もアンコールで私が編曲した某カノンを演奏しましたが、なんかこの曲だけ異質だったかも。
打ち上げでも話題になったのだけど、クラシック音楽の静謐な響きを楽しもうとしているところに、どかどかと来てフラッシュを焚きながら写真を撮っていく新聞社のデリカシーの無さは何とかならないもんでしょうかね。これでは、地域文化の担い手などとは誰も思ってくれなくなりますよ。
お疲れ様でした。
返信削除あそこでステージ写真を撮る場合、
��.フラッシュ厳禁(まあ、どんな舞台でも常識ですな。)
��.床面が木なので、コンサートホールと違い歩くと
靴音が響くので特に注意が必要。
今回気が付いたのですが、客席(?)の床も以前の
じゅうたん敷きから変わっていました。いつからだろ。
なのですが、どこかの新聞社の人は、コンサート写真撮影の
常識を知らないらしく、1は全く無視。
��も歩けば気が付くはずなのに、撮影第一、聴衆無視。
カメラマン教育をすべきですな。
別にクラシックだから、というわけでは無くて、ここがどういう空間かちょっと雰囲気を見ればわかるはずなんですがね。
返信削除カメラを持つだけで、ちょっと傲慢な気分になってしまうマスコミ体質というか、そういう部分に根っこがあるような気がします。
床面が変わっていたのは前回のコンサートのときも同様でしたよ。その前はいつ変えたのか知らないけど・・・
確かに昔はカーペットでしたね。