来週日曜日の18日、浜松アクトシティ中ホールにて、浜松少年少女合唱団第11回演奏会が開催されます。その第4ステージで、私が編曲した作品が初演されます。題して「唄・今昔物語」です。興味がありましたらぜひご来場ください。入場料は800円です。
編曲した曲は「大きな古時計」「竹田の子守唄」「アルプス一万尺」「ふるさと」の4曲。
いずれも誰もが知っている曲ばかり。なるべく難しくならないように注意しながらも、アカペラ合唱っぽい楽しさを追求するような作品にすべく、編曲を心がけました。
声部は3声。ほぼディビジョン無しです。ですので、分厚い和音ではなく、旋律と副旋律の対比とか、ポリフォニックな処理を追求してみました。各パートにメロディが渡り、その度に転調され、曲調も変わります。和音は難しくないのですが、結局、転調とポリフォニーの多用で、曲を形にするにはちょっと難しめになってしまったかも・・・
しかし、先日練習に伺ったところ、かなりの精度で出来上がっていたので、ひとまず安心。
編曲の楽しみは、原曲の知名度を利用して、そのジャンル特有の美しさを付加することにあります。合唱編曲なら、安易にピアノ伴奏で原曲に近い編曲をするより、アカペラで合唱風にしたいと常々思っていました。
今回はそんなコンセプトを形にする機会を頂いて大変嬉しく思います。近場の皆様、ご都合が付くようでしたら、是非ご来場ください。
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