2010年12月8日水曜日

わりと未来の演奏会

無事、演奏会終わりました。私は、今はもうヴォア・ヴェールでしか音楽活動してないので、3年に一度の今度の演奏会は一大イベントでした。なんとか終えてほっとしているところです。

何度もご紹介しているように、今回は舞台右に大きなスクリーンを置いて、いろいろな情報を投影してみるという演出を試みました。
実は我々のリハーサル時の写真が、こちらのブログに出ています。
スクリーンへの投影ですが、実は、本番までにいろいろ大変なことがありました。
一つは、スクリーンの設営がホールのスタッフの予想に反して簡単ではなかったみたい。最終的には、いろいろな詰め物をして何とか固定していたようです。
もう一つは、プロジェクタの設定を変えようとしたら、プロジェクタの状態がおかしくなってしまい、担当していた方は30分ほどパソコンやプロジェクタと格闘していたようです。結局、プロジェクタを初期化して事なきを得たみたい。こういうデジタルものははまると怖いですね。

幸い、今回スクリーン投影については、多くのお客さんから良かったとの感想を頂いています。絵もかわいかった、と好評でした。
一通り何に使ったか紹介しておきましょう。
・開場の間:挨拶、チラシ、注意、を時間で切り替え
・第一部:世界地図や写真を投影してMCで説明、曲中は曲の説明
・休憩:団員の一言、各パートの写真、を時間で切り替え
・第二部:歌詞、紙芝居(「お伽草子」のみ)
という感じです。

プログラムにたくさんの情報を載せても、演奏中は暗くて読みづらいし、舞台のほうを向けません。今回のように舞台の近いところに情報が見えるというのは、お客様にとっても分かり易い方向になったのではないかと思います。
歌詞の場合も、なぜ音楽がこういう表現なのか、歌詞の意味が分かればだいぶ理解してもらえるはず。舞台を見たまま、歌詞がわかるというメリットはかなり大きいのではと思います。

そんなわけで一度味をしめてしまった映像の投影。次の機会にも是非トライしてみたいですね。
そのときは、さらに音楽との同期を深め、お客さんの曲理解の補助に使いたいです。動画などを使えば、休み時間も楽しんでもらえるでしょうし、いっそのことCMを流して広告料をもらっちゃうとか、考えればいろいろネタがあるのではないでしょうか。
とりあえず、こんなことが出来ることが分かったのは収穫。音楽だけではない部分にもいろいろと工夫して、自分たちの演奏会を面白くしたいと思います。

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