��年半ほど前に途中まで作曲していて放置されていた断片を発見。
実際音を出して聞いてみると、結構悪くない感じ。なぜ途中でやめてしまったのか、今となっては全く思い浮かびません。そんなわけで、残りの部分を作曲し(というか前半部分を繰り返し、最後の5小節だけ新規に作曲)、表情の追加と歌詞割りを行って、完成させてみました。
テキストは万葉集から。詩人名は書いてないですが、恋人を待っているが現れない悲しさが歌われています。同じ頃作った「この月は君来まさむと」と、一緒にテキスト選びを行いました。
やや種を明かすと、断片の状態には全く歌詞割りが書かれておらず、音符と音節数が全く合わなくて、びっくり。恐らく当時の私のスタンスは、詩の抑揚よりも音楽のモチーフを強調した曲にしたかったのでしょう。
従って、後で歌詞を入れる際には、随分メリスマっぽく音節を引き延ばしてみました。なるべく自然になるように考えてみたところ、2年前の自分もきっと同じように考えていたのでは、というスイートスポットに収まった感じがしています。不思議なものです。
「オリジナル作品紹介」→「PD合唱曲シリーズ」→「混声合唱」のページの一番上にあります。楽譜はコレ。いつものようにMIDIファイルも置いてありますから、電子音で音を確認できます。楽譜を見ながら聴いてみて下さい。
またPublic Domain扱いですから、自由に楽譜をコピーして歌って頂いて構いません。
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