2010年8月3日火曜日

街の編曲屋さん

このところ、嬉しいことにいろいろな方から編曲を依頼されることが多くなりました。昨日も、私の編曲モノを演奏会でやって頂けるというので聴きに行きました。(恐れ多くも)プーランクの歌曲を連弾に編曲してしまいました。編曲も本業の合唱はもちろんのこと、器楽の楽譜もいろいろと書かせて頂いています。すっかり街の編曲屋さんです。

今まで編曲した編成をざっと挙げてみると・・・
・歌&ピアノ
・ハープシコード&ヴィオラダガンバ&バロックバイオリン&ソプラノ
・チェロ&ピアノ
・マリンバ&ピアノ
・フルート&オーボエ&ピアノ
・馬頭琴&ピアノ&歌
いろいろ、風変わりな編成もあります。いずれも一度きりのものばかりですが、たまたま集まったメンツで好きな曲を自由に演奏出来るというのはイベンターにとって嬉しいはず。

実際いろいろな楽器の人が集まって何か曲をやろう、と言っても、編成に合った編曲が無いのは世の常。合唱でも、J-POPを歌いたいのに、編曲が無くてあきらめる方も多いことと思います。
自分がやるから言うわけではないけど、もっと皆さん、自分で編曲するなり、身近な人に編曲してもらえばいいと思うのです。クラシックの有名曲だって、オリジナルの編成でなくちゃいけない理由はありません。音楽はもっと自由だし、そんな自由さが巷に足りないと思います。やや危険な言い方ですけれど、著作権などお堅いことを言う人も多すぎます。

最近なら出来た楽譜をPDFファイルにしてメールでお渡しすることも可能ですから、楽譜のやり取りやら編曲者との連絡などもそんなに大変では無いでしょう(いまどき手書きで楽譜を書くアレンジャーはあまりお奨めできません。それは、かなりの化石な方です)。
編曲作業をめんどくさがったり、あきらめてありきたりな曲をやるより、面白い演目でお客様を楽しませたい、という気持ちを大事にすべきです。もっともっと編曲ステージを増やしましょう、皆さん。
もちろん、余力のある限り私もご協力いたしますよ。

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