Hamamatsu Music Messe以来、mbedに浮気して、ちょっと放置気味だったRaspberry Pi。
このMagic FluteのRaspberry Pi版をひとまず形にするべく,アクリル板と3D Printによる骨組みを作って、笛以外の部分の、私がSound Boxと呼んでいる部分を製作してみました。
見た目はこんな感じ。
筐体は透明のアクリル板。アクリル板のカットと穴開け用の寸法図面を作って、ネット上のカットサービスに図面を送って作ってもらいました。
このアクリル板を繋げているのが白い棒状のようなもの(以下、スペーサーと呼びます)。このスペーサーがこの箱の骨組みとなっています。
スペーサーにはネジ穴の先に四角ナットが埋め込めるようになっていて、穴の開いたアクリル板をネジで留めることが可能になっています。
こんな特定用途向けの、独自寸法の独自な形をしたものを作るのはやはり3Dプリントサービスが最適。こういうのを作って上手くいくと、家庭内の細かい小物など色や材質にこだわらなければどんどん3D Printerで作りたくなりますね。
この筐体の中にRaspberry Piとスピーカーと小型アンプ、それからバッテリーをひとまとめにしました。
左側にあるのがRaspberry Pi、スピーカーの上にはMagic Fluteへの接続コネクタやスイッチ、LEDなどがある簡単な外部回路、そして右側にある黄緑の物体がバッテリーです。
もちろん、これまで作ってきたMagic Fluteを接続して音を鳴らすのですが、別にMagic Fluteだけでなく、Raspberry Piを使った汎用のSound Boxとしても利用できると思います。
こちらが左側からみた様子。
Raspberry Piがタテに置いてあります。まだ固定してないので、アクリル板の上に直接Raspberry Piに挿されたSDカードが接して、Raspberry Pi全体を支えている状態。
これは、Sound Boxに臓物を入れる前、スピーカーとアンプのみを取り付けて、ハンダ付けした状態。
ちなみにアンプはSwitchScienceで販売しているコレ。
実際に鳴らしてみると、思っていたより音量が小さくてちょっと残念でしたが、まあ性能的にはそんなところでしょう。バッテリー容量も大きくはないので、これでひとまずの完成形としたいと思います。
これで、Raspberry Piを利用して音を出す環境が何のケーブルも繋げずに持ち運べるようになりました。
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