2010年7月12日月曜日

アフリカの若き息吹ー南アフリカ・カースニーカレッジ合唱団交流コンサート

本日、表記のコンサートに出演してきました。公式HPはココ
ウチの合唱団(ヴォア・ヴェール)のO氏が実行委員として深く関わってきたコンサートで、一応ウチが主催団体の一つとなっています。とはいえ、マネージはO氏に任せきりで、コンサートの裏方は全て静岡文化芸術大学の学生さんたちが行いました。
という感じで、なかば合唱祭に歌いにいくような気持ちで参加しましたが、カースニーカレッジの演奏の素晴らしさに、残念ながら我々の演奏はお客さんにとっては休憩時間にしかならなかったかも。

そんなわけで、今回のイベント、カースニーカレッジの演奏があまりに圧倒的で、私は一聴衆として大いに楽しんで聞きました。(合唱団用の座席を確保しておいてくれて本当に良かった)
今まで私が聴いた合唱のコンサートの中で、10本の指に入るくらい印象的なコンサートだったと言っていいでしょう。
はっきり言ってカースニーカレッジの演奏は、合唱というよりは芸能に近いのです。歌だけじゃないです。楽器、踊り、小芝居を織り交ぜた、トータルなエンターテインメントです。声ももちろん良いのだけれど、一人一人がマイクを持ってポップスターさながらに歌います。団員が民族楽器やドラム、ベース、サックスなどを演奏し、そして全員が一糸乱れず踊ります。かなりハードな踊りです。もうアフリカっの一言。そして合唱なのにPAも使います。
合唱でなくまるでJ-POPのコンサートのような、ノリノリになれる感動のコンサートでした。

カースニーカレッジ合唱団はプロフィールによると、数々のコンクールで受賞し、Musica Mundiの世界ランキングで現在17位、フォークロア合唱団としては第1位だそうな。(音楽団体に世界ランキングなんてあるのか・・・!?)
男声合唱団で、白人と黒人が半々程度。大柄で貫禄があるように見える指揮者は何と29歳だそうな。この人も大した実力を持っていると思われます。

日本で南アフリカの宗教的・民族的な音楽を聞くことはほとんどないでしょうから、今回の演奏会は思いがけず大変記憶に残る楽しいイベントとなりました。関係された皆様がた(特に文芸大の裏方の学生さんたち)、本当にご苦労様でした。
しかし、こんな面白いコンサートを無料にしなくてもいいのにね・・・。

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