・ポリフォニックな部分、各パートの繰返し周期が違っているが、4/4拍子で書いてある意味があるのですか?
演奏上での表現に関しては意味はない、と言えるでしょう。
とはいえ、ルネッサンス音楽のように小節線を書かない、というのも変だし、全部を一つの小節にしちゃうと「何小節目の何拍目」って指示するのも大変だし・・・まあ、実際の音楽活動の中でそれなりに小節線を書いておくメリットは大きいと思います。
逆に言えば、その程度の意味です。
・ポリフォニックな部分の中盤で調性が変わりますが、どのように表現すべきでしょうか?
特にこうして欲しい、というものはありません。あるなら楽譜に書きますし。
各団体にて、調性の変化に対して変化をつけるべきか、付けるならどのようにすべきか考えてみてください。
作曲上の意味としては、さすがにあまりに変化が無いのは聴くに耐えられないだろう、という意図で、このような変化を途中で入れています。
・tu tu tu は何を意味しているのですか?
私のイメージは、孤独の中で不安が高まっている様子を表したものです。例えば、もっと具体的に言うなら「頭痛のテーマ」と呼んでもいいかもしれません。そうすると、表現したいものが限定されるので分かりやすくなりますね。
同様に、演奏する団体で自由に具体的なものに当てはめてもらって構いません。
いずれにしても、静謐な各パートの繰り返しの中で現れる「tu tu tu ・・・」のテーマは、料理のし甲斐がある素材であり、この曲の演奏の成否のポイントとなるでしょう。
・どのような"u"の母音をイメージしていますか?
この曲は、全て同じ "u" の母音で歌われるべきとは思っていません。例えば、ku と mu の "u" の母音は、文章の中などでは音声学的に違う可能性があります。
ですから、"u" でひと括りにされる母音の様々な表情を音楽の中で表現して欲しいと思います。
考えようによっては、この曲は良いディクションの練習曲かもしれません。
・長谷部さんは迷宮が好きですか?
好きではないですが、仕事でよく迷宮に陥ります。
長谷部さん こんんちは
返信削除日立CSP(職場)の月野といいます。
昨年から東京都に所属しコンクール出場しておりましたが、昨日9/17の東京都大会の職場部門で見事、1位となりました。初の全国出場です。
課題曲はもちろんG4です。
東京都の一般、職場でG4を選んだところはどこもありませんでしたので、勝因は新鮮で斬新な課題曲だったと勝手に思っています。
ヤマハの長谷部さん達と何年か前に関東大会の舞台袖で悔しい思いをしたのを覚いだしながら、昨日の祝勝会では盛り上がりました。
またご連絡します。
こんにちは、月野さん。
返信削除いつぞや関東大会の表彰式でご一緒した方ですね。
私には関東大会ももう、懐かしい思い出となってしまいました・・・。今年はついにコンクール参加無しの年になりました。
それから、G4を選んでいただいてありがとうございます。
今年は、多くの団がG4を避けているので;_;、その分、戦略的には良かったというのは頷けます。
全国は見に行くつもりですので、楽しみにしています。
こんにちは つきのです。
返信削除覚えて頂いて光栄です。
講評には、曲の特徴を良く表現しているとか、面白いなど、書かれています。
でも録音を聞くと改善する箇所満載です。
全国では皆様の前で恥ずかしい演奏をしないように頑張ります。
11月11日に東京文化会館でお会いできると良いですね。 では。