2007年4月20日金曜日

ひとまずのまとめ

クラシック音楽について、いろいろ書いてきましたが、すっかり話題が発散してしまいました。
つまり、まとめてみると
・クラシックは予定調和的で面白くない
・だいたい、本質的に発展していない
・それに権威主義的

それはなぜかというと
・100年くらい前に標準化された編成でオーケストラが成り立っている
・それと違う編成の曲は演奏されにくく、レパートリーも固定化された
・そのため、20世紀の楽器の進化に背を向けてしまった

楽器の話、編成の話は、クラシックを語る一側面でしかないとは思いますが、一つのジャンルが成立し、形式化し、伝統芸能化する典型的な流れを表しているような気がしてなりません。
なので、新しい価値観を模索しようとしている芸術家気取りの私としては、クラシック音楽とは過去の偉大な教科書の役割でしかないのかもしれません。芸術として今、現在をどう切り取って提示するのか、そのための感受性は、もっともっと別のジャンルからの刺激が必要なのです。

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