2009年8月1日土曜日

「生命の進化の物語」2曲目

カンブリア爆発というのはご存知でしょうか?
進化というのは漸次的に少しずつ起きていくと一般には思われますが、世界中の化石を調べると、約5億年前に突如として様々なタイプの動物が現れたことがわかっています。
特に有名な化石の採掘場がバージェス頁岩。この時代の動物をバージェス動物群とも呼んだりします。

カンブリア爆発は生命の歴史の中でも非常に大きなトピックなのですが、それは生物が多様化したことと同時に、激しい生存競争が誕生したことを意味しています。
この中で小さくも逞しく生き、私たち脊椎動物の大元となったピカイア。彼らを賞賛しつつも、私たちの憂いの元となった生存競争(競争社会の出現)に想いを巡らせるというのがこの曲の趣意。

曲全体のほとんどは5/8拍子という変則的な拍子でありながら、流れるようなしっとりとした曲想となっています。

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