2008年6月29日日曜日

オーケストラを買ってみた

曲を書けば、なんとか演奏して欲しいもの。
合唱はまだしも、器楽となると生演奏の機会はそうそうありません。その昔からDTMみたいなことは好きでやっていたんですが、最近もうちょっと力を入れて音楽制作みたいなことをやってみたくなりました。つまり、生演奏されないなら自分でPC上で作ってしまえ、というわけです。

そんなわけで、オーケストラを買いました。もちろん本物でなくて、PC上で鳴らせるサンプリング音源です。
最近かなりリアルなオーケストラのサンプリング音源が出ています。候補で考えていたのは Vienna Symphonic Library の Standard Edition(VSE) と、Halion Symphonic Orchestra(HSO)
VSLは超ハイスペック、プロ御用達の音源で、VSEはその抜粋版のようなもの。最初はかなりVSEに傾きかけていたのだけど、さすがに職業音楽家でもないのにこれだけのクオリティは必要なさそうだし(全部揃えるとすごい値段!)、ストレス無しに鳴らすにはPCのスペック的にも厳しそう。
結局、オーケストラ音源としては比較的マイナーなHSOを購入しました。(一般的には、ガーリタンとか、QLSOと呼ばれているのが売れ線みたい)
HSOにしたのは、ホストアプリがCubaseなので同じ会社で相性も良いだろうし、操作性も見た感じ良さそうに思えたからです。もっとも、今持っている昔のDTM音源から比べたらどれを買ってもリアルさは雲泥の差ですけど。

まだ、十分触ってないけど、やっぱりリアルですね。アンサンブルになれば、これは相当雰囲気が出て来そう。いろいろ触っていたらオーケストラの曲でも書いてみようか、という気分になってきました。
楽器単体では、そばで鳴っているような臨場感というより、きれいに整頓された音色って感じで、一般性の高い作りになっているような気がしました。
打ち込みでの実際の表現付けのところでは、真面目にやればそれなりに苦労しそうですが、人に聞かせるには十分なクオリティがあると思います。(昔のDTM音源だと、「音が変」とかすぐ突っ込まれたし)
ただ、音色や奏法の種類の把握、コントロールの仕方、セッティングしたデータの管理方法など、使いこなすにはもう少し時間がかかりそう。ある程度把握できたら、室内楽っぽい編成からトライしてみる予定です。

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