2005年4月23日土曜日

多重録音しよう -エフェクト篇-

最近のDAWと呼ばれるレコーディング用ソフトの面白い点は、プラグインと呼ばれるソフトエフェクトをかけることができるというのがあります。
プロのスタジオ録音というと、どでかいミキサーがあって、コンプレッサ、イコライザ、リバーブ、ディレイ、コーラスといった専用エフェクトの機材をそれに繋げて音を加工したりするわけですが、そういった過程がパソコン上でシミュレーション出来てしまうのです。こういった技術の発展で、実際のところ、プロのレコーディング作業も最近ではかなり変わっているようです。
そんなわけで、それだけのエフェクターが自由に使えればプロ並みの音を作ることができるはずですが・・・、どんなに道具が揃ってもそれらの効果的な使い方を知らなければ、プロ並みの音は出ないんです。当たり前だけど。そういったノウハウは、音楽雑誌などに詳しいのだけど、結局音を聞いて自分で判断する必要がある以上、その判断力こそがプロである証になるわけですね。
そんなわけで、まだまだ自分でもエフェクトの使い方がこなれているとはいえません。特にボーカルレコーディングのみなので、コンプレッサ、リミッタあたりがもう少し、上手に使えればと思います。いくらエフェクトをかけても歌はうまくなりませんが、かなり聴きやすくなることは確かです。
素人くさいエフェクトのかけかたの代表格は、リバーブ(残響)を派手にかけてしまうこと。これだけは、陥りまいと全体的には浅めにかけています。

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