昨日、「COMPACT MESSIAH」と題して、ムジカチェレステによるメサイアの演奏会を遠州栄光教会にて開催しました。たくさんのお客様に来て頂きました。あらためて、ご来場御礼申し上げます。
今回の演奏会の特徴は、何と言ってもあの大曲メサイアを10人で歌った、ということです。そのため、伴奏はチェンバロ一台のみ(ローランドの電子チェンバロC-30を使用)。
曲は抜粋で、全曲の約半分ほどを選び、ソロも自分たちで歌いました。
一見無謀に感じるかもしれませんが、メサイアの対位法的な楽曲は少人数アンサンブルでこそ、曲の構造が明瞭になり、また旋律の絡みが強調されるようにも感じます。
もともと、バロック時代にそれほどの大人数で歌っていたとも思えないので、巷で開催される大規模なメサイアの演奏会と違った、別の魅力を表現出来たのではないかと自負しております。
まあ、小さな(?)事故はいろいろありましたが、お客様にも楽しんで頂けたようです。自分で言うのもなんですが、今回の演奏会はなかなか面白い企画だったのではないでしょうか。
今回のチラシはこちら。
お疲れさまでした。
返信削除もう一つ、忘れてならないのは「新たな出会い」でした。
自前の演奏会で、楽器とともに演奏するのも初めてなら、
チェンバロというのも初めてでしたし、チェンバロ奏者の
鈴木美香さんとの出会いは大きな刺激になりましたね。
ソプラノの助っ人ととして参加していただいた大谷さんにも
本当に感謝です。
けんけんさん、お疲れさま。
返信削除すっとアカペラで活動していると、伴奏を付けるだけで、何か新しい刺激を受けたりします。ピアノじゃなくて、チェンバロというのも良かったですね。