年末年始に見た、三つの音楽系番組の感想など
個人的に大ヒットだったのは、年末の「いかすバンド天国」略称「イカ天」の特別番組。もう、イカ天ブームも19年前なんですねぇ~。
放送当時、私は入社直後で会社の寮生活をしていたのですが、同期入社のメンツでロックバンドなどをやっていて、土曜の夜には誰かの部屋で「イカ天」を見ていたものです。懐かしい・・・
それに今見ても、音楽も全然古く感じないし、アマチュアの熱さがひしひしと伝わります。何より、音楽におけるオリジナリティとは何か、そういう命題を視聴者に突きつけるような番組だったのだと思います。
次は年末のNHK紅白。
これは、最近の「芸能」世界での音楽状況を知るにはとても良い番組。要は流行の音楽チェックと、歌い手のチェックですね。
今年はテンポ感も良くて、色々工夫していると思いました。
あみんが再結成なんだぁ~とか、各世代にも配慮されているし。
あと、夕べ見た「のだめカンタービレ」。
のだめの話題は前も書きましたね。
バカバカしいくらいのキャラの立て方をしている割りに、妙に音楽世界の生々しさが伝わってきて、そのリアルさに、ついつい引き込まれます。内容も何となく嘘っぽくない感じが良い。
プロフェッショナルな現場だから当然だとしても、音楽演奏には必要な知識習得だとか、分析だとか、そういう工程があって、でもやっぱり最後には奏者のクリエイティビティがあって、という厳しい現実をきちんと描いています。
でも、アマチュアの世界では、そういうのが小賢しく思われていて、どうしても向上心が変な方向に向かっちゃうんだよね・・・。
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